【半身浴読書】伝わるちから
【半身浴読書】そして生活はつづく
いま、とても眠いです。
ブログの開設を思い立ってから、
気づけば2時間半も経ってしまいました。
どのサイトがいいのか
なにから始めればいいのか
右も左も分かりませんが思い立ったが吉日です。ほろよいの〝ゆずとはっさく🍊〟味を片手にとりあえずはじめてみます。(美味しいです)
私が半身浴読書を始めたきっかけは、
星野源さんのエッセイ本
『そして生活はつづく』
を購入したことから。
帯のひとことに「トイレか旅のお供にどうぞ」と書いてあったのが衝撃でした。
もし私が時間をかけて書いた本なら、できればトイレ以外のところで読んで欲しいと考えます。理想をいうなら、スターバックスの窓際の席で、カフェラテを片手に☕️
つまりトイレの対義語です。
私にとって読書は尊い時間であり、
どこか背筋が伸びる行為でもありました。
でも星野源がいうなら…
トイレで購入した本を読んでみました。
これが、面白い🚽
〝大人〟なら隠したくなるような失敗や恥ずかしいこと。かつ、誰でも思い当たる節があるようなことがぎゅっと詰め込まれています。
ここで思い出しました。
中学生頃まで、私はトイレで本を読んでいた。
長く座っていては痔になると母に叱られながら、3回の催促くらいではびくともせず。
調子を取り戻した私は、スターバックスで読んでは星野源に怒られるのではないかという思いとで、次の場所にお風呂場を選びました。
トイレ同様、長く浸かっていてはのぼせると母に叱られていた場所です。
星野源さんも、この本の中で母とのエピソードを多く記しています。一番好きなのは
過労で倒れた星野さんに母が言った
「あんた、生活嫌いだからね。
掃除とか洗濯とかそういう毎日の地味な生活を大事にしないでしょあんた。だからそういうことになるの」
という言葉。
あの有名人でさえ、生活のことで親に叱られることがあるんだ。当たり前だけど。
この自由に外出できないご時世では
生活の存在感が大きすぎて
〝生きがい〟みたいなものが分からなくなるときがあります。
でもそっか。星野源も生活してるならいっか。
そう思えるような本でした。
おやすみなさい。